図形描画ツールバーから、オートシェイプのアイコンをクリックします。
ワードアートと同じように、さまざまなパターンが用意されていますので、好きな形を選びます。
すると、マウスが白い十字から、細い十字の状態になりますので、この状態あれば、オートシェイプを挿入できます。
(角丸四角形を選択して、)
↓
(マウスをドラッグして、図形を挿入するところ)
挿入するときには、適当な場所でクリックをすると、初期設定の大きさでオートシェイプが挿入されます。
また、ドラッグして大きさを決めた状態で、オートシェイプを挿入することもできます。
また、四角や円、単純な棒線など使用頻度の高いものは、アイコンが既に用意されていて、すぐに選択できるようになっています。
(直線、矢印、四角形、円は良く使います)
大きさや位置を変更するには、マウスの操作で行います。
オートシェイプの四隅などにある小さい白抜きの四角ボタンをドラッグすれば、大きさを自由に変更することができます。
(周りにある白抜きの四角をドラッグして)
↓
(図形の大きさを変更できます)
また、オートシェイプ上のどこかにマウスを置いて、その状態でドラッグをすると、オートシェイプを移動させることができます。
ちなみに、Shiftを押しながらオートシェイプの大きさを変えると、縦横の比率を変えずに、拡大縮小ができます。
また、オートシェイプを移動させると、縦位置を変えずに横にスライドしたり、横位置を変えずに、縦にスライドさせることができます。
(図形を移動しているところ)
線
普通の線や、矢印を挿入することができます。
また、マウスを動かしたとおりに線が引けるフリーハンド、クリックするたびに線を折り曲げることができるフリーフォーム、そして、同じクリックするたびに線がどんどん丸くなる曲線などが用意されてます。
コネクタ
図形と図形を線で結び付けたいときに使います。
図形と図形の間に線を引いただけであれば、図形をずらすと、線もずらす必要があります。
しかし、コネクタは、線の始点と終点を図形にくっつけておくことができるので、図形をずらすと線も一緒にずれてくれます。
基本図形
四角や円など、よく使うと思われる基本的な図形があります。
ブロック矢印
矢印を単純に大きくしたものから、向きが90度曲がったもの、形に工夫がしているものなど、さまざまなものがあります。
ブロック矢印を挿入すると、矢印付近に黄色いひし形が表示されます。
これをドラッグすることで、矢印の大きさや線の太さを自由に変更することができます。
フローチャート
基本的には、「基本図形」とあまり変わりません。基本図形と別のカテゴリーになっているのは、フローチャートを作る場合によく使用される図形をまとめているからのようです。
星とリボン
星とリボンの形をしたオートシェイプを挿入できます。主に、テキストを中に挿入して使用することの多い図形です。
吹き出し
漫画の吹き出しと同じものになります。
例えば、セルの入力について注意事項を付ける場合など、オートシェイプの形を吹き出しにしておくと、分かりやすくなります。
吹き出しの位置は、黄色いひし形をドラッグすることで変更できますし、大きさも変更することができます。
オートシェイプでも、テキストボックスと同様に文字を挿入することができます。
文字を挿入するには、オートシェイプの上で右クリックをして、ショートカットメニューから、「テキストの追加」を選択します。
↓
(オートシェイプが、テキストボックスのようになりました )
↓
(オートシェイプに文字を入力したところ)
これで、テキストボックスと同じような状態になり、文字を入力することができます。
テキストの位置、フォントの変更などは、「オートシェイプの書式設定」から行います。
テキストの追加を行う前よりも、書式設定で設定できる項目が増えていることがわかると思います。
オートシェイプにテキストを追加した場合、注意しなければいけないのは、オートシェイプと言えど、ほとんど、テキストボックスと同じようになる点です。
例えば、オートシェイプを移動するためには、オートシェイプ上のどこかにマウスを置いてドラッグをすれば良かったですが、
クリックをしてしまうと、カーソルがオートシェイプの中に入って、文字の編集モードになってしまいますので、オートシェイプの中ではなく、オートシェイプの周りの線上にマウスを重ねてドラッグをする必要があります。
「オートシェイプの書式設定」ウィンドウから行います。
やり方は、テキストボックスの場合とほとんど変わりありません。また、色の変更はよく行う操作ですので、図形描画ツールバーに、アイコンが用意されていて、すぐに変更が可能です。
↓
「オートシェイプの書式設定」ウィンドウから行います。
やり方は、テキストボックスの場合とほとんど変わりありません。
また、線の種類の変更はよく行う操作ですので、図形描画ツールバーに、アイコンが用意されていて、すぐに変更が可能です。
↓
3D効果を付けたいオートシェイプを選択した状態(枠線の周りに、斜線がついている状態)で、図形描画ツールバーから「3-D」ボタンを押します。
ボタンを押すと、どのような3D効果を付けるか、あらかじめ用意されたパターンから選択することができます。
(好きな3D効果を選択します)
↓
(3D効果がつきました)
3D効果の色は、通常であれば灰色ですが、色を変更することもできます。
「3-D」ボタンを押して表示させるパターン選択ウィンドウの一番下に、「3-Dの設定」というのがあります。
ここから3D効果の色を変更することができます。
このほかにも、影のつき方を変更したり、影の角度を変更したりと、さまざまな変更が可能です。
また、影を付けるときと同様に、背景色を無色にしてしまうと、影のつき方が良く分からない状態になりますので、ご注意ください。
(3Dの設定ツールバー)
図形描画ツールバーから「回転」ボタンを選択します。
すると、オートシェイプに緑色の○ボタンが表示されます。
この状態では、マウスの形が○のような形になりますので、緑色の○のにマウスを重ねてドラッグすれば、オートシェイプを回転させることができます。
Shiftを押しながら回転をさせると、正確に90度、180度、270度で回転させることができます。
(マウスを緑色の円に重ねたところ)
↓
(マウスを上方向にドラッグします。 )
↓
(オートシェイプが回転しました)